本記事の主な参考文献は
「エッセンシャル思考」
と言う本。
この本を読んで考えを改めるきっかけとなりました。
是非オススメの一冊です。
仕事が終わらない・・・時間が足りない・・・
休憩時間を削っても終わらない仕事・・・
はぁ・・・今日も残業だ・・・
でも会社は残業するなと言う・・・
厳密に言うとするなと言われている訳ではなく「するなら事前に報告しろ」とか言ってくる。
〇〇を終わらせるのに〇時間掛かりそうだが、こういった理由があって時間が足りなかった。
ですので〇時間残業させて下さい。
してもいいけど事前報告しろと。
うるせぇ
そんなん分かれば苦労しねーんだよ
理屈じゃねーんだよ
時間がないんだからないんだよ
分かってる。
俺の仕事が遅いからだ。
こっちだって時間内には終わらせる気でいるんだ。
でも終わらない。
いきなり他の仕事振られたり、急にあれやれ、これやれとか言って来やがって。
そのせいでもあるんだ。
「あんたらが余計な仕事振ってくるから時間が足りませんでした。はい、残業しますね。」
なんて言えない。
だったらあんた方がもうちょっとだな・・・
・・・・

はっ
し、失礼・・・
取り乱してしまいました・・・
どうも。こたれいです。
ただちょっと前まではずっとこんな感じだったんです。
常に仕事に追われ余裕がない。
残業はするな的な雰囲気(黙って残っていたら怒られる)なのでとりあえず帰るしかない➡️
➡️もちろん次の日も残っている大量の仕事
➡️余裕がなくミスが増える
➡️上司に怒られる
➡️仕事も終わってないもんだからさらに怒られる
➡️残業は出来ない雰囲気でまた帰るしかない
➡️始めに戻る
まさに負のループ。

一体どうすれば・・・
やはり 効率 が全てだ。
もっともっと一つの仕事を早く終わらせるしかない。
いかに早く終わらせるかだ。
・・・
・・・・
違っていたんです
そもそもの考えが間違っていた。
根本的な考えを改め、行動に移した結果
状況は変化し、余裕すら生まれて様々なことが好循環になりました。
結論から
「いかに効率良くやるか」ではなく
何をやらないか
が重要だったんです。
今までは10個仕事があればひたすらに10個終わらせていました。
無限にある仕事・・・
あれもこれもやらねばならない。終わらない・・・
もっともっとスピードを上げなければ!
そうじゃなかった
スピード、効率を上げる事じゃない。
10個仕事があるならそのうち
「何をやらないか」
を考えるんです。
成果で考える
この仕事は本当に「成果」に繋がっているのか?
と、考えるんです。
10個仕事があるとしましょう。
その10個の内
「本当に成果に繋がっている仕事はどれか」
を考えるんです。
成果とは・・・?(例えば)
・この仕事は本当に会社の売上げに貢献出来ているのか?
・この仕事は顧客orお客様の満足度に繋がっているのか?上げられているのか?
・この仕事をする事で会社を良くする(従業員満足度の向上など)事が出来ているのか?
と言った感じで考えるんです。
するとですね・・・
ほとんどなかったりするんです

いや、ほんとに
例えば・・・
・競合他社の分析にかなりの時間を費やして資料を作成
双方の比較から自社の優位性や弱み、他社の強みなどを分析してわかりやすくグラフや表にして資料を作成。
で、結局何もしない。
目的もなくまずデータだけを揃えようとする。
そして綺麗に資料だけ作って満足。
それを眺めてなるほどなるほどー。って言っちゃってるだけ。
で?どうするの?って感じ。
要は何も成果に繋がってないんですよ。
・意味のない数値入力や定例報告などのルーティン業務
前からやっているから、毎日のルーティン業務だから
と、いう理由だけでやっている作業。
案外多かったりするんです。
で?これ誰が何の為に見てるの?
って感じ。
始めた当初は目的があったかもしれないけど状況全く変わってるし。
さっさとやめるか変更する必要があるのに何となくで続けているだけのルーティン。
改めて考えてみると「成果」に繋がっている仕事って本当に少なかったりするです。
世の中の8割はクソ仕事だと思え
そうです。
8割は無駄な仕事と思って良い。
本質的に成果に繋がっている仕事は2割程度と言われているようです。
ある本で読んだ内容ですが、1930年代に有名な学者が
「100年後には週に15時間働けば十分な社会がやってくる」
と予言していたようですね!

いやいやみっちり週5なんですけど・・・
何ならプラスで残業してますけど??
って話。
簡単に言えば
100年経った頃には生産性が劇的に向上してるはずなので労働需要は減っているはず。
って予言なんです。
確かにこれだけのAI時代、人間の代わりに色々な物が働いてくれている・・・
ファミレスでもネコちゃんロボットが料理運んできてくれるし
回転寿司の受付なんかもペッパー君がやってくれる店もある
なのに我々の仕事量は全く減ってない!
なぜ!?
8割はクソ仕事だから

大体が意味のない仕事をしているって事なんです。
一旦やめてみる
無駄な仕事が多いと言うことがわかった。
10個ある内、成果に繋がっている仕事はたった2割だと言うことがわかったら
思い切ってやめてみる
これに限ります。
やめてみても周りに影響がなければ大体その仕事は意味ないって事です。
1ヶ月経っても何の変化もない。
いつも通り会社の時間が流れている。
むしろやめた事すら誰も気づいていない。
思い切ってやめてみた結果、案外こんなもんだったりします。
もし支障があった場合は「再開」すればいいだけです。
何となくでやっていた定期的なメール報告作業。
やっていた理由を考えて見ると「今までやっていたから」と言った理由しか思いつかない。
メールで送らなくたって見たい時に見たい人がそのファイルを開けばいいだけじゃん・・・と。
思い切ってやめてみた事で誰からも何も言われなかった。
でも物によっては
「あれ?こたれい君、そういえば○○のデータ送ってくれてた?」
とか言われる事がある。
そう言われたら
「あっ申し訳ありません、完全に失念しておりました。すぐ送ります。」
ちっ見てたのかよ。しょうがねぇな。ってか該当のフォルダに入ってるんだから自分で開けよ。
と言った感じですぐ送ればいい。これは一応見ているデータなんだな。と言うことがわかったので再開すればいいだけ。
やめられなくても良い、時間を掛けるな
これ必要ないよな、やめてしまおう。
ただ社内ではみっちりルーティンになっておりその日の担当者がデータ入力して作成している物。
やめるにやめれない・・・自分だけやめるわけにはいかない。
と言った資料やデータは
時間を掛けないようにすればいい。
よくよく見てみると皆しっかり時間を掛けて作成しています。
きっちり数えて時間を掛けてとにかく正確に作成してるんです。
誰も見てない物を。
試しにざっくりでやって見て下さい。
皆が30分掛けてきっちりやっている物を15分(ある程度)で終わらしたところで・・・
何も影響ないです
だって誰も見てないし。
百歩譲って見ていたとしてもそれを根拠に行動に移す事なんてない=影響なし!
余計に時間を掛けないように意識して見るんです。
効果を実感、生産性が上がる
無駄な事に時間を掛ける必要がなくなったら
本当に重要な事を見極め、そっちに注力するんです。
・これは会社の売上げに直結する仕事だ
・これは顧客orお客様の満足度にかなり影響する仕事だろう
・今の目的達成の為にこれは必須なデータ分析だ
・社員大勢の不満に繋がっている問題の解決策を考える
意味のない仕事をやめて(もしくは時間を掛けず)
こう言った「成果が見込める仕事」に時間を掛ける事が出来れば自然と生産性は上がるはずです。
ツッコミどころ、そしてまとめ
ざっくりと書いて来ましたが・・・
いや、そんな簡単にいかないだろ
って話。
確かに・・・
いきなり辞めるわけにもいかない仕事も多いでしょう

時間を掛けないって言うけどそんな簡単にいきなり出来るかよ。

そんなすぐに成果が見込める仕事以外はやらないとか無理なんですけど。
って感じですよね。
確かに上手く行きすぎるような書き方になってしまいましたが・・・
そういった考えを持つだけでも変わってくると思うんです。
いかに仕事を早く終わらせるか(効率)
ではなく
何をやらないか
と言った考えの元で行動していく。
そうする事で少しづつではありますが、無駄がなくなり成果が上がってくると思います。
私自身も考え方を改め、少しづつ行動に移して来ました。
段々と無駄な事に使う時間を削り、少しづつ意味のある仕事へ。
今でも
ん・・?これってほんと意味あんのかな・・・?
と立ち止まって考える事もしばしば。

やっぱり意味ないよな、こんなに時間を掛けるのはやめよう。
と、軌道修正できる事も。
これも大前提にこの考え方を持てているからだと思うんです。
その結果周りからの評価も変わって来ました。
無駄な事はやらず、やったとしても人より時間を掛けなくなった事で
仕事が早いと言った印象に。
そして
成果が高いと言った評価に繋がっていったんです。
まずは効率ではなく何をやらないか。
この考えを持つことから始めてみて下さい。