こんにちは。
こたれいです。
今回は最近読んだ本で知った
「逆プロトタイプ思考」
というのが大変参考になりましたので紹介して行きたいと思います。
とりあえずなんかカッコ良い。
え?何?なんかニュータイプみたいでカッコ良いんだけど。
とガンダム世代の方は思ったはず。
とりあえずなんか使いたい。言いたい。
「俺って基本逆プロトタイプ思考じゃん??」
「まぁそこはさ、逆プロトタイプ思考で行こうよ(ドヤ)」
「まずは逆プロトタイプ思考で行こうぜ」
とか使ってたらかっこいい。
逆プロトタイプ思考って何?
いいから意味を早く教えろって。
と、言われそうなので本題へ。
逆プロトタイプの説明の前に逆ではない「プロトタイピング」の説明から。
ほんとざっくり説明します。
プロトタイピングとは・・・
「何か大きな事を始める時はまず小さく試してみる」
的な事です。
大きく始めてから問題点や改善点が出てきて対応するより、まず小さく始めて問題点や改善点を知り、対応も小さく済ませることができる。
早い段階で問題点、改善点を知ることができ成功に近づける思考法です。
新しく商品やサービスの開発を始める時なんかにはまずプロトタイプ(試行品)を作り検証するこの思考法が用いられるみたいですね!
逆プロトタイプ思考とはまさにその逆
必要ない(無駄)と感じた事はとりあえずやめてみる。
です。
当たり前のようにやっていたこと、ルーティンになっていた事などで
「あれ?これって正直やってる意味ないんじゃない?」
と、思うことはないでしょうか。
もしそんな事があれば一旦やめてみましょう。
やめてみて何も支障がない(周りにも影響がない)場合、それは必要なかった。
という事になるんです。
なるほど・・・この思考法は興味深い。
早速実践あるのみ!
仕事へのアプトプット(実践)とその効果
早速次の日職場にて・・・
何かないかな〜とタイムカードを切ろうとしたその時
こ、これか
と小さなことですが早速試せる事発見。
そう、それは検温とその記録。
我が職場はタイムカードを切る際、検温機で測った体温を表に記載する。
といったルールがあるのですが
コロナ禍の時に設けられていたルールが未だ惰性で続いているだけなんです。
皆もうただのルーティンになっていて、思考停止でただただ続けているだけなんですよ。
もうコロナも5類になって1年経つんですけど?
これなんの意味があるの?
ってか誰が見てる?誰もチェックしてないけど。
「このルールもう辞めません?」
とか提案したところ
そうだね。じゃあ一回本社に確認してみよう。
とかいちいち動きが遅くなる可能性が高いんですよ。
と、いうことで逆プロトタイプ思考の登場です。
よーし。
とりあえず測らないでずっと同じ体温を記入してみよう。
と、それから約2ヶ月間以上ずぅ〜〜っっっっと「36,2」って書いて見たんです。
体温なんか測らずにとりあえず36,2と。
毎日毎日変わらず36,2。
何があっても36,2。もう何が36,2なのかわからないくらい36,2って書いた。
当たり前ですが誰も気づかない。
なんなら何日か試しに「39,8」って書いてみた。
なんか言われるかちょっとドキドキしてたけどなんも言われない。
「お、お前大丈夫か!?すぐ帰れ!」
とか言われるかなーとか思ったけどなんも言われない。誰も見てない。
なんなら数時間後にはそう書いてたことすら忘れてた。
なるほど・・・この調子だな!
と確かな手応えを感じつつ他にも試せる事がないか探ししていきます。
他にも・・・
毎回定例でしなければならない在庫数の報告(本社へメールで報告)も・・・
これ毎回毎回送ってるけどほんと本社の人見てんのかな・・・
と、送るのをやめて見たところ・・・
誰もなにも言わない。気づいてない?
と、言うことはこれもやる必要ない。
数日後・・・
「こたれい君、いつもの在庫報告来てないけど?」
と、言われるかと思ったりしましたが
1ヶ月以上経った今も何も言われてません
よし。これもやめよう。
あとは1時間おきに数字を記入する表があるのですが
(詳しい表の説明は割愛しますが、ある人数を記入するもので皆その数字を意識しようぜ!と言った意図で皆が見える位置に大きく掲示されている表があるんです)
これもやり始めた当初は皆んな意識して見たり書いたりしていたんですが月日が経つにつれ段々となぁなぁになり、今では完全にただの風景と作業になってしまってい・・・・ると思う。
試しにやってみるか
と僕が記入する時はあえて 1234567 とただ数字を並べて書いてみます。
ここに時間かけるのはやめてみよう。
(実際に記入するべき数字は無視して書いています)
これも1ヶ月ほど試したんですが・・・
誰も気づかない!
最初はバレるかなーってドキドキしてたけど全然バレない。
誰も見てないって事。せめて俺の後に書く人気付こうよ。
改めて表を意識して見ると何日かおきにいきなり「1234567」って数字あるのめっちゃ違和感…
よし。これも意味ないな。
わざわざ時間かけて書く必要なし!
と、どんどんやる事が減ってきますね。
他にも「あれ?これってほんとにやってて意味あるのかな?」と言うものは
一旦勇気を出して「やめてみる」のもありだと思います。
支障なければそこに時間をかけるのはやめましょう。
この思考法であらゆる事へ時間をかける必要がなくなり、時間が増えた気がします。
是非試して見てください。
家庭でも実践してみた
よし。この調子で家でも実践してみるか。
検証その①とりあえずゲームを売ってみた
もうずっとやってないゲームっていっぱいあるじゃないですか。
もしかしたらまたやりたくなるかもしれないしなぁ・・・
って理由でなかなか手放せない。
でも結局またやることはない。
父「なぁこのポケモンのゲームもう全然やってないじゃん。いらないよな?」
子「ダメ!色違いとかレアポケモンいっぱいいるから!絶対売っちゃダメ!」
子「またやりたい時来るから!ダメだからね!」
父「モンハンももう全くやってねーじゃん。いらないよな?」
子「だーかーらー ダメだって!武器全部揃えたんだから!またアップデートもあるんだよ!」
とか言ってます。
ん〜
よし。ここは逆プロトタイプ思考だな。
必要のない事は一旦やめてみよう=とりあえず売ってみよう
と言うことで
完了です。
支障なければ何も言われることはないでしょう。
もしかしたら5年後くらいに
「あれ?そーいえばモンハンってどこやったっけ?」
とかになったら
「あーあれ実は5年前に売っちゃったんだよ。テヘ。バレなかったな。」
「マジかよー全然気づかなかったー」
一同「あははーー」
とかになるでしょう。うんうん。
無駄なものは早く売ってお金にしましょう。
早く売ればそれだけ高く売れますからね。
(2週間後)
「あれ? モンハンがどこにもないんだけど知ってる??」
「あれー?どこやったっけな?久々に友達とやろうってなってさー」
・・・
・・・・
・・・・・
検証結果
逆プロトタイプ思考でも取り返しのつかなくなることはやめておいたほうがいい。
とにかく怒られた。ごめんなさい。
検証その② いつまでも置いてあるお菓子を処分してみた
ずっと食べてないお菓子があるんですよ。
勿体無いから?なのか取っておいてるのか?かよくわからないけどずっと置いてある。
なんかこれ何とかボンボンに似たやつでめっちゃ食べたい!
食べたい食べたい!
とか言って前にセブンイレブンで買ったやつですけどもう2週間くらい置いてあるんですよね。
もう忘れてるんですかね?
よし試しに処分(=食べて)してみよう。
逆プロトタイプ思考の登場です。
・・・
・・・・
二日後
「あれ!!??ここに置いておいたマスカットボンボンみたいなやつは!?前にセブンで買ったやつー。誰か食べた!??」
・・・
・・・・
・・・・・
検証結果
①に同じ。
食べ物の恨みは恐ろしい。気をつけよう。
言うまでもなく怒られた。ごめんなさい。
まとめ
どうでしたか?逆プロトタイプ思考。
やりようによってはかなりの時間短縮に繋がると思います。
▪️注意事項▪️
・取り返しのつかなくなることはやめましょう
・何でもかんでも逆プロトタイプ思考だと当てはめて調子に乗ると危ない。
・モンハンは全力で謝って何とかしたけど何とかボンボンはまた買うハメになった。
・食べ物の恨みは恐ろしい。
・でも仕事で活かせる事はあると思います。まずは小さな事から試してみて下さい。
以上最後までご覧いただきありがとうございました。